葵之万

ゆるりと漫画や映画の紹介をば。

オススメ漫画 vol.02 『ultraman』

円谷プロ公認!あのウルトラマンから40年後の世界!

はいどうも。
オススメ漫画第二弾はこちら。

月刊ヒーローズで連載中、清水栄一 原作 × 下口智裕 作画 タッグによる『ultraman』です。
まぁ既にNetflixでフルCGアニメ化なんかされちゃっててご存知の方も多いかと思いますが、私が大好きなのと、tokyo mx等でも放送されると言うので、原作の方を紹介しちゃいます。

舞台は初代ウルトラマン最終回から約四十年の歳月が流れた地球。
あの特撮ウルトラマンと同じ世界線のお話ですね。
主人公はウルトラマンと同化していた地球人、ハヤタ隊員こと早田進……の息子、早田進次郎。

絵柄に依るところもあるでしょうけど、イケメンですね。17歳だそうです。

一見平凡な高校生として日常を送るも、自らに秘められた謎の怪力、膂力に疑問を抱いていた進次郎が謎の人型生命体に襲われる所から本編は進んでいきます。
謎の生命体から自らの窮地を救ってくれたのは、なんと自身の父親。
そして自分がウルトラマンだった、とのカミングアウト。
ヘリに乗せられ、無理矢理その場から避難させられるも、老いた元ウルトラマンを救う為に、自身もウルトラマンとなって舞い戻る……

と言うのが非常にザックリとした序盤のあらすじです。
ストーリーのネタバレはあまりしたくないので、作品の魅力の方を伝えていきたいと思います。

昭和世代にどストライク。昭和ウルトラマン揃い踏み。

今作のウルトラマン達は基本的に地球人サイズです。
そして変身する、というより、パワードスーツを装着する事によってウルトラマンとなります。

こちらは進次郎ver.のウルトラマン。この後も色々とバージョンアップしてどんどん格好良くなります。

現代的な洗練されたフォルムとメカメカしさが格好良いですねー。
スーツによる身体機能の強化や武装による戦闘能力向上、という面もありますが、進次郎本人もウルトラマン由来の様々な能力を持っているので、生身でも地球人を遥かに逸脱した『ウルトラマン』ではありますね。
そして、ウルトラマン『達』と書いた様に、今作で登場するウルトラマンは一人ではありません。

諸星弾(セブン)や

ジャック、その他にも以降沢山のウルトラ兄弟達が出てきます。
しかし初代ウルトラマン以降、怪獣達が登場しなかった世界のお話なので、諸星(セブン)達はテレビ版の設定は引き継がれておらず、オリジナルの設定で登場します。
だとしても往年のファンからしたらアツい!新キャラ出てくる度に興奮する!
勿論ウルトラ兄弟だけではなく、敵対していた怪獣達も沢山登場するので、そこもまた堪らないポイントですね。
怪獣によってはまさかの味方ポジションで登場したりします。
あの時敵だった怪獣が、人間サイドでウルトラマンと共闘……なんてアツい展開も!

どこかアメコミヒーロー的な新感覚ウルトラマン

近年のアメコミ映画ブームの影響もあってそう感じるのかもしれませんが、今作はどこかアメコミの様な印象を受ける漫画になっています。
アイアンマン的なスーツのウルトラマンも登場しますし、進次郎達のヒーローとしての在り方、立ち位置がアメコミヒーロー的だったり、街に現れて民衆が大パニックの中駆けつけて戦う姿がアメコミ的だったり……
そういった意味でも、アメコミヒーローが好きな人でも楽しんで読めると思うし、昭和ウルトラマンを知らない若い世代でも問題なく楽しめる作品になっているので、気になった方は是非読んでみてください。

余談ですが、2020年にあのmarvelが円谷とコラボして、marvel版ウルトラマンを作るそうです(笑)









e book で試し読みや電子版購入も出来るようですが、dmm 等でレンタルって手もありですね。
取り敢えず一巻をレンタルしてみるって手法はよく使います(笑)